心臓血管外科 嶋田 直洋 医師
東京西を選んだ理由を教えてください
大学病院の派遣として勤務したのが最初です。その後一旦東京西を離れましたが、東京西の循環器医師・スタッフが素晴らしくコミュニケーションが良好で働きやすそうだと感じ、それを機に東京西に戻り勤務することとなりました。加えて、当院は新しい病院であり、まだまだ発展できる余地があるので、自分の頭と腕次第でチームを拡張することもできるし、より面白いものを作れるところにも魅力を感じました。
心臓血管外科の現在の体制を教えてください
現在のスタッフは5名です。内訳は専門医3名、専門医取得を目指す医師1名、臨床3年目の後期研修医1名です。
実際に働いてみてどうですか?
私自身徳洲会での経験が長く、湘南鎌倉総合病院、札幌東徳洲会病院、成田富里徳洲会病院での勤務を経験してきました。徳洲会グループの「患者さんを断らない医療」をどの病院も実践し、心臓血管外科の医師だけでなく全てのスタッフの「緊急を受けるぞ」という気概がどこの病院も感じました。その点でやりやすいと感じています。他の医療機関では「なぜ引き受けたのか」というケースであっても、徳洲会では皆が同じ方向を向いているので良い点であると感じています。
東京西にポテンシャルを感じていますか?
私は外科医であり、ある程度の手術件数が無いと技術を担保できないので、手術の件数どれだけ増えるのかを重視しています。ここは全国的にみても人口が多い地域であり、隣接する八王子市が50万人以上の人口を擁するなど、半径10キロに100万人以上が住んでいる患者さんが多い地域であります。かといって23区内ほど医療機関は多くなく、恵まれた立地にあると考えています。
今後の展望についてはどのように考えていますか?
徳洲会グループでは現在インドネシアに『ハラパンキタ・徳洲会循環器病センター』を建設中です。現地では手術を待たれている患者さんが多くいらっしゃいます。東京西の若手外科医は短期留学などの機会も得ることが出来ると思います。『海外ともつながる心臓血管外科』というのも1つの展望かと思います。
どのような先生を求めていますか?
『手術技術を習得したい人』と共に働けたらと考えています。
当科では、若い方でも可能であればかなり早い段階で執刀をお願いしています。もちろん、必ず部長がサポートし、安全に十分配慮するということが前提ですが、『手術技術を習得したい』という強い希望を持った方に来ていただければと思います。
あとは自身の頭で物事を考えられる方がいいです。先輩が言ったからではなく、より良いアイディアがあればそれを提案できるような方を求めています。逆に学歴や年齢、手先の器用さなどは全く関係ないです。とにかく『志が一番』と考えています。
最後に、現在入職を検討されている先生方に向けてアピールをお願いします
当科では「無駄の無い研修が出来る」と思います。可能な限り非効率的なことを排除するシステムを構築してきたつもりです。休みも最大限考慮しています。それは甘やかすというわけではなく、自身が当番の際は少ない人数で対応するため責任がそれだけ伴いますが、合理的に効率よく業務を行っていただけるというのを売りにしています。
(このインタビューは2024年9月に行いました)
プロフィール
嶋田 直洋(しまだ なおひろ)
心臓血管外科 主任部長
出身大学
札幌医科大学(2006年卒)