院長挨拶

当院は、20059月に北多摩西部地区における中核病院の一つとして昭島市に開院いたしました。当医療グループの「生命を安心して預けられる病院・健康と生活を守る病院」の理念の下、24時間365日の救急医療体制や高度医療機器を用いた最先端医療の提供にも努めてまいりました。

昨今の医療福祉を取り巻く環境は、他国に類を見ない速度での高齢化による疾病構造の変化を通じ、さらなる変革を迫られています。地域の患者さんに安心して生活していただくには、グループ内病院のみならず、地域の病院やクリニック、介護老人保健施設や在宅療養支援機関などと密に連携することが不可欠です。これら連携を通じて各々の施設が、その役割と機能を発揮し、シームレスに医療と介護を患者さんに提供できる地域完結型医療の実現を目指します。当院は、「Always for the patient」の精神で診療・研究・教育を主軸とした質の高い医療の実践に取り組んで参ります。

また、これら環境の変化は疾病構造のみならず医療に従事するスタッフの働き方にも生じています。600床規模の当院だからこそ各診療科の医師やスタッフが連携を図り、それぞれのワークライフバランスに応じた多様な働き方を支える体制を整えていきます。大きな可能性を秘めた当院に多くの先生方が集い、他のスタッフと共に、一人でも多くの患者さんのために共に医療に専心できることを心より願っています。

 

東京西徳洲会病院 病院長

佐藤 一彦